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我が家の家計管理方法と年金受給による対応

サラリーマンだったときは毎月下旬に給料が振り込まれていましたが、65歳で退職した後に収入の柱のひとつになる公的年金は、基本的に偶数月の15日に前2ヶ月分が振り込まれます。
それに伴い、今までの家計管理のやり方をどう見直せばいいのか検討してみました。

   目次

我が家の家計管理方法

まずは現状の我が家の家計管理方法について整理します。

我が家では数年前から家計管理にマネーフォワード(正式名はマネーフォワードME / Money Forward ME)を使っています。

マネーフォワード (Money Forward)

マネーフォワードは口座やクレジットカードなどを登録しておくと、自動的に取引情報を取り込んで家計簿を作成してくれるので大変便利です。
もちろん現金払いの情報は手入力する必要がありますが、いまや我が家のほとんどの支払いがキャッシュレスなので、家計簿管理の手間が大幅に減りました。
というか、マネーフォワードを使い始める前はまともに家計簿をつけられていなかったのですが。

なお、マネーフォワードは基本的に無料で使えますが、有料のプレミアム会員になると、データ閲覧可能期間が無制限(無料会員は過去1年分)になったり、CSVにダウンロードできたり、マンスリーレポートが利用できたりと、サービスが拡張されます。ちなみに筆者は無料会員で使わせて頂いています。

銀行口座の分け方

我が家では家計管理用の銀行口座は以下の3種類を使い分けていました。

生活費用
口座
毎月の生活費の決済用、つまり口座振替やクレジットカードの決済口座。給与振り込み口座にも指定。
年予算用口座 年会費や自動車税など毎年決まって発生する年払い費用、及び旅行や冠婚葬祭など予想される臨時費用について、年初に確保しておく為の口座。
短期貯蓄用口座 次年度に備えて年予算用の資金を貯めておくための口座。

このように分けているのは、特定の月にしか発生しないような費用について、毎月の生活費とは別管理にしておくことで、毎月の予算・実績管理をしやすくするのが目的です。必要な都度、年予算用口座から生活費用口座に資金移動しています。

この他にも、長期貯蓄用、投資用、小遣い用など銀行口座はいくつかありますが、ここでは省略します。

月次の予算会議

マネーフォワードでは、毎月費目毎の予算を設定して、予算に対してどのくらい使っているかを随時費目毎に把握することができます。

我が家ではマネーフォワードを使って月次の生活費の実績を把握し、銀行口座の過不足調整を行い、次月の予算を立てる「予算会議」と呼んでいる家族会議を夫婦で毎月行っていました。

マネーフォワードの月次集計期間の開始日は自由に設定することができるので、下旬の給料日を開始日に設定していました。つまり給料日から翌月の給料日の前日までを月次集計期間としていました。

但しクレジットカードの決済日とその情報がサーバーに反映される日との間には少しタイムラグがあるので、予算会議は大体月末か月頭の都合の良い休日に開催しています。

予算会議では、前月度の実績をマネーフォワードの月次収支詳細画面で確認し、費目の見直しなどをしながら月次決算の反省会を行います。最終的に予算をオーバーした分については生活費用口座に年予算用口座などから振替をします。

クレジットカード決済の場合は、口座から引き落とされるのは決済してから1ヶ月前後後になるので、予算会議でちゃんと予算・実績を管理しておけば、決済口座が残額不足になることはありません。このように家計収支の状況を毎月夫婦で確認することはとても大事で、家計管理の基本だと思います。

今後の家計管理方法

さて、今後公的年金などが収入源になると、毎月の収入金額に波が出てくることになります。

そこで家計管理をシンプルにするため、 入金用の口座を別途用意し、そこに年金などの収入を一旦プールしておき、毎月の生活費はそこから生活費用口座に移すようにしようと考えています。数ヶ月分の生活費を前もってプールしておけば、毎月の収入金額の波は吸収できるでしょう。

こうすることで、後は従来の家計管理のやり方を踏襲すればいいのではないかと思っているのですが、はたしてうまく行くでしょうか。

まとめ

そもそも現時点の公的年金だけでは毎月の生活費は賄えないので、収入源を複数確保しなければなりません。

そのため以前の会社員の頃に比べて収入の種類やタイミングが複雑になる上、毎年確定申告しなければならなくなりそうなので、今まで以上にしっかりと家計の予算・実績管理をしていかなければならないと思っています。

今はまだ退職後の過渡期にあるので、今後生活リズムが落ち着いてきたら、また家計管理の状況について報告したいと思います。