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退職に伴い会社の健康保険から国民健康保険に切り替えました

会社を退職するとき、健康保険を任意継続するかどうか迷いましたが、継続できるのは2年間だし、筆者の場合は国民健康保険にしても保険料はほとんど変わらないと思われたので、今回国民健康保険に切り替えてしまうことにしました。

   目次

社会保険から国民健康保険に切り替えるときに必要な書類

国民健康保険への切り替えは、退職後14日以内に市区町村の担当窓口で手続きします。

手続きには今まで加入していた健康保険の保険者(健康保険組合等)が発行する「健康保険資格喪失証明書」というものが必要になります。

この証明書について、筆者は退職手続き時に会社にお願いしていたのですが、1週間が過ぎても届かないので直接健康保険組合に確認したところ、会社から通知が届いていないことが分かりました。急遽送付してもらったので間に合いましたが、人事部を信用せずに早めに確認しておけば良かったです。

筆者の場合はまだ 時間的に余裕があったので良かったのですが、早く健康保険証が欲しい場合は 「健康保険資格喪失証明書」 の発行を直接健康保険組合にお願いする方が確実ですね。

なお、健康保険組合や共済組合ではなく全国健康保険協会(協会けんぽ)に加入していた場合は、資格喪失証明は日本年金機構が発行しますので、近くの年金事務所へ依頼することになります。

保険料の支払い方法

横浜市の場合、国民健康保険料は1年度分(4月から3月)の保険料を6月に決定し、6月から3月までの10回に分けて支払います。
支払いは口座振替が原則ですが、そうでない場合は納付書が送付されてくるので金融機関かコンビニで支払います。

但し特定の条件を満たす年金受給者については年金からの特別徴収になります。
横浜市の場合は、

(1)世帯主が国民健康保険に加入しており、世帯内の被保険者全員が65歳以上74歳未満である。
(2)世帯主が特別徴収の対象となる公的年金を年額18万円以上受給している。
(3)世帯主の介護保険料が公的年金から特別徴収されている。
(4)その年度の国民健康保険料と介護保険料の合算額が、公的年金受給額の2分の1を超えない。

横浜市ホームページより

というのが国民健康保険料を年金から特別徴収する条件です。
筆者の場合は(1)の条件から外れるので、当分口座振替となります。

ということで、同時に口座振替の手続きもその場で済ませました。

横浜市のペイジー口座振替受付サービス

横浜市ではペイジーによる口座振替受付サービスというのを開始しており、窓口の端末器にキャッシュカードを読み込ませて暗証番号を入力することで、その場で金融機関への口座振替登録が完了します。
書類ベースの口座振替依頼だと登録完了まで結構日数が掛かるので、切替当初は納付書での支払いになってしまうところですが、このサービスを使えば初回から口座振替にできるようです。

ペイジー(Pay-easy)というと、固定資産税や自動車税をパソコンから支払うときに良く使っていたましたが、こんなサービスもあったんですね。

なお、ペイジー口座振替受付サービスが利用できる金融機関は限られているので注意が必要です。筆者が使っているのは三菱UFJ銀行だったので問題ありませんでした。

国民健康保険証は紙製

筆者の場合は手続きをしたその場で国民健康保険証を受け取ることができました。

今までの健康保険証はプラスチックのクレジットカードタイプのものでしたが、今回頂いた国民健康保険証は大きさは同じクレジットカードサイズでしたがペラペラな紙ベースのものでした。

有効期限が2021年7月末までなのでそれまで汚れたり破損しないようにパウチ加工しましたが、2021年3月からマイナンバーカードが健康保険証としてつかえるようになる計画と聞いていますので、それまでの辛抱ですかね。

でもプラスチックカードより薄いので、カード太りした財布にとっては意外に紙の方がいいかも。

まとめと余談(介護保険料の口座振替手続き)

ということで、退職後のToDoのひとつだった健康保険手続きが完了しました。

なお、余談ですが後日、介護保険料の納付についてもペイジー口座振替受付サービスで手続きしました。

65歳以上の介護保険料については年金受給額が年額18万円以上あれば年金からの特別徴収になってしまうのですが、65歳を迎えるタイミングによってはしばらく納付書による普通徴収になってしまいます。

すこしの間だけなら納付書による支払いでもならいいかな、とも思いましたが、ペイジー口座振替受付サービスを使えば初回から口座振替になるので、手続きしたのでした。