(当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています)

PASMOのポイント還元について、注意点とSUICAとの比較

2019年10月1日からのPASMOでの買い物によるポイント還元については、PASMO協議会からのプレスリリースは9月11日でしたから、SUICAのプレスリリースよりも1週間後の発表でしたが、残念ながらSUICAに比べると制限が多く、利用する方は注意が必要な内容でした。

ということで、首都圏周辺に住む方々にとっては利用シーンの被ることが多いSUICAと比較しながら、PASMOのポイント還元についてまとめてみました。

ポイント還元のイメージ写真

Pexels の Lukas による写真

   目次

事前登録

PASMOのポイントとして、今回限りの専用ポイントが設けられました。もちろん事前にWEBから登録しておく必要があります。登録サイトは既に9月17日にオープンしているので、使う予定のある人は9月中に登録しておくのが良いでしょう。

登録にはメールアドレスが必要で、ひとつのメールアドレスで登録できるPASMOはひとつのみとなります。複数のPASMOを持っている場合はひとつづつ、別々のメールアドレスで登録しなければなりません。また、複数のPASMOのポイント合算もできませんので注意が必要です。

PASMOを複数持っている人はあまりいないかも知れませんが、SUICAだと、JREポイントサイトに最大20枚までのSUICAカード(モバイルSUICAはひとつだけ)を登録できます。

ポイント付与のタイミング

還元されるポイントの付与タイミングは3回に分かれていて、2019年10月~12月の分が2020年1月上旬に、2020年1月~3月の分が4月上旬に、2020年4月~6月の分が7月上旬にそれぞれ集計されて、登録済みのメールア ドレスに通知されます。もちろんWEBでも確認できるようです。

消費者としては当然ながらすばやく還元される方がありがたいわけですが、確認した範囲ではICOCAが同じように3ヶ月毎にポイント付与となっていました。共通のシステムでも使っているのでしょうか。

ちなみにSUICAは利用月の翌月上旬にポイント付与されます。

ポイント還元方法

PASMOで還元されたポイントは、PASMOにチャージすることができます。

還元を受けるには、案内メールに記載された期間内に指定された場所(駅の窓口)に行き、登録したPASMOカードとメールに記載されたQRコードを提示し、チャージしてもらいます。

チャージ額は10円未満は切り捨てられます。PASMO残高含めて2万円までしかチャージできないので、オーバーする場合は、事前にカードの残高を減らしておく必要があります。しかも集計期間毎に1回しかチャージできないので、ここも注意が必要な店ですね。

SUICAの場合は、貯まったJREポイントはいつでも1ポイント=1円から登録したSUICAカードあるいはモバイルSUICAにチャージできます。具体的には、JREポイントサイトでチャージを申し込んだら、駅の券売機(あるいはパソコンとパソリ)でチャージすることができます。もちろんモバイルSUICAならスマホのモバイルSUICAアプリでチャージできるので超便利!

まとめ

PASMOはもともと独自のポイント制度を持っておらず、首都圏の交通事業者によって構成される「PASMO協議会」として、短期間で対応しなければならなかった今回のポイント還元への対応プロジェクトは、さぞかし大変だったと思います。筆者も永年システム開発に関わってきたので、関係者の方々の苦労が良く分かります。

それにしても、こうしてSUICAの対応と比べるとSUICAの優位性が際立ってしまい、益々SUICAの一人勝ちが続きそうな感じがしますね。がんばれ、PASMO!

ちなみに筆者は鉄道3社を乗り継いで通勤をしているため、定期券としてモバイルSUICAとPASMOを使っていますが、買い物にはもっぱらモバイルSUICAを使っています。今回のポイント還元対応を機に、一気にSUICA(特にモバイルSUICA)とJREポイントがパワーアップしたので、益々モバイルSUICAから離れられそうにありません・・・

PASMOのポイント還元について、詳細はPASMO協議会のサイトで確認して下さい。
PASMO(パスモ)キャッシュレスポイント還元サービス|TOP