(当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています)

SUICAのポイント還元方法が判明!10月から始まるキャッシュレスによるポイント還元について

どうやら本当に実施されそうな消費税増税ですが、あと1ヶ月を切ってようやく世の中がざわついてきましたね。特に、以前ちょっと見たときには、具体的にはほとんど決まっていなかったキャッシュレス決済によるポイント還元ですが、ついに9月3日にSUICAのポイント還元方法が公表されました。その他についてもそろそろ決まった頃かと思いますのでちょっと調べてみました。

我が家はほとんど現金は使わず、クレジットカードか電子マネー(WAON/SUICA)で決済しているので、そのまま今回の恩恵を受けることができそうですが、何か考慮すべきポイントがあるのかどうか、気になるところです。

   目次

キャッシュレス・消費者還元事業の概要

キャッシュレス・ポイント還元事業(キャッシュレス・消費者還元事業)

まず、今回の制度の名称は「キャッシュレス・消費者還元事業」といい、2019年10月1日の消費税増税後の9カ月間に限って、中小・小規模事業者によるキャッシュレス手段を使ったポイント還元を支援するものです。
増税による買い控えの影響を受けやすい小さな店を支援するとともにキャッシュレス社会を促進させる狙いがあるのでしょう。

従って我々消費者がポイント還元を受けられるのは、小さな店でものを買ったり食事したりサービスを受けたりした場合に限ります。
対象となる事業者は業種によって資本金や従業員数の要件が決められていますが、例えば小売業の場合は資本金5000万円以下あるいは従業員50人以下の会社あるいは個人事業主となっています。
なお事業者側でこの制度に登録する必要がありますので、全ての店でポイント還元を受けられるものではありません。ただ、今回の事業に参加すると、キャッシュレス決済端末本体と設置費用が無料になったり、期間中の手数料が割安になったりと、新規にキャッシュレスを導入しようとしていた事業者にメリットが大きいので、一気にキャッシュレス決済可能店が増える可能性があります。

なお基本的に還元率は5%ですが、個人経営でもフランチャイズチェーン店やガソリンスタンドだと還元率が2%と決まっています。
対象となる店には還元率や決済方法などが記載されたポスターが店頭に表示されるようです。

キャッシュレス手段の事業者についても登録制です。既にメジャーなクレジット会社や電子マネーは登録されているようです。

ポイント還元方法

ポイント還元の方法は各事業者により異なるので注意が必要です。クレジット会社など決済業者が還元するケースの他に、各店、あるいはコンビニなどフランチャイズ本部で独自に還元方法を決めているケースもあります。具体的な還元の方法は、請求時に請求金額から引かれる場合と、ポイントで還元される場合があります。ポイントも、その事業者の従来のポイントに上乗せされる場合と、それとは別に今回専用に設定されたポイントが貯まる場合などがあるようです。

ということで、色々なケースがありかなり複雑なので、気になる方は自分の普段使う店や決済手段のポイント還元方式を確認しておいた方がいいかも知れません。

以下は筆者が普段使っているキャッシュレス決済について調べた結果です。

セゾンカードの場合

ちなみに筆者が良く利用するセゾンカードは、請求時に請求額から引かれる方式なので簡単です。

キャッシュレス・消費者還元事業について|クレジットカードは永久不滅ポイントのセゾンカード

JALカードの場合

筆者がサブで使っているJALカードについては、発行事業者及びカードブランドにより対応が異なります。

JALカードご利用時のキャッシュレス・消費者還元について – JALカード

筆者のJALカードはDCカードなので、通常のポイントやマイルとは別に新たなキャッシュレス還元ポイントがたまる方式でした。従って後ほどポイント移行手続きが必要になり、面倒です。しかもこのポイントの使い勝手についてはまだよく分かりません。一応1ポイント=1円として電子マネー等に交換できるとありますが、1円単位で無駄なく移行できればいいんですがね。

WAONの場合

WAONは、WAON POINTではなく、直接WAON(電子マネー)で還元されるのですが、WAONステーションなどで受け取り手続きをする必要があります。もちろんモバイルWAONならスマホ上で受け取りが可能です。ひと手間掛かるのですが、全額電子マネーに移行できるので無駄なく使うことができます。

キャッシュレス・消費者還元事業 | 電子マネー WAON [ワオン] 公式サイト

SUICAの場合

筆者が一番よく使っているSUICAは、JRE POINTで還元されます。

JRE POINT ポイント還元キャンペーン JR東日本の共通ポイントサイト - JRE POINT

専用のポイントではなく、JR東日本の共通ポイントに加算されるのはいいのですが、SUICAを使っている人でもJRE POINT WEBサイトに登録している人はまだ少ないのではないでしょうか。

JREポイントというのが分かりづらい

SUICAの鉄道利用でも還元!

しかし、消費税増税に合わせる形で、SUICAとJRE POINTは大きく変わります。今までポイント対象外だったSUICAの鉄道利用(JR東日本在来線やグリーン券)でJRE POINTが付くようになるのです。もちろんJRE POINT WEBサイトに登録したSUICAで利用する必要がありますが、カード型SUICAだと200円で1ポイントですが、モバイルSUICAだと、50円ごとに1ポイントと、なんと2%の還元率になります。しかもこれは期間限定ではありません。

鉄道利用で貯まるポイントサービス開始のご案内 JR東日本の共通ポイントサイト - JRE POINT

JRE POINTは1円からSUICA(電子マネー)に移行できるので、JR東日本利用者でまだJRE POINT WEBサイトに登録していない人は是非登録しましょう。

AMAZONの場合

最後に、筆者がよく使っているアマゾンにですが、出店している対象の中小・小規模事業者は5%還元で、アマゾンからの請求時に代金から引かれるようです。対象商品には、5%還元のタグが表示されるようなので、分かりやすそうです。

https://services.amazon.co.jp/resources/cashless.html